写真・価格で比較!「チェッカーガラス」・「デザインフィルムガラス」どちらがオススメ?

写真・価格で比較!「チェッカーガラス」・「デザインフィルムガラス」どちらがオススメ?

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チェッカーガラス」といえばチェック柄のカントリー調アンティークガラス。主にアンティーク家具、食器棚、ドアのガラスによく使われています。そんなチェッカーガラスですが、実は「デザインフィルムガラス」なるものがあります。これはガラスにデザインフィルムを貼ることで、まるでチェッカーガラス等のようなお洒落なガラスに見せたもの。

そこで今回は、チェッカーガラス柄のデザインフィルムを使用した「デザインフィルムガラス」と「本物のチェッカーガラス」を比較し、見え方や価格の違いを見てみました。

今回比較するガラスの紹介

まずは比較するガラスを紹介します。今回用いるガラスはこちらの3点。

  • デザインフィルムガラス(チェッカーガラス柄)
  • チェッカーガラス「リストラルM」
  • チェッカーガラス「リストラルF」

デザインフィルムガラス

「デザインフィルムガラス」は、チェッカーガラス柄のデザインフィルムをフロートガラス(普通のガラス)に貼り付けることで完成します。

「デザインフィルム」と「フロートガラス」と「チェッカーガラス リストラルM」
デザインフィルムが貼られたフロートガラス

チェッカーガラス「リストラルM」と「リストラルF」

「チェッカーガラス」には様々な種類がありますが、今回はチェッカーガラスの定番である「リストラルM」、デザインフィルムの格子柄と似た「リストラルF」を用います。

「リストラルM」(左) と 「リストラルF」(右)
リストラルM リストラルF
格子サイズが「約13mm × 13mm」のチェッカーガラスです。 格子サイズが「約4mm × 4mm」のチェッカーガラスです。

「デザインフィルムガラス」と「本物のチェッカーガラス」を比較

では実際に、デザインフィルムガラスと本物のチェッカーガラスを、「見え方」、「コスト」の面から比べてみました。

ガラス越しの「見え方」を比べてみた

「デザインフィルムガラス」と、本物のチェッカーガラス「リストラルM」「リストラルF」を3つ並べて、ガラス越しに見える様子を比べてみたものがこちら。

デザインフィルムを貼り付けたフロートガラス(左) と リストラルM(中央) と リストラルF(右)

それぞれのガラスの向こう側の見え方を比べてみると、デザインフィルムを貼ったガラスは薄っすらぼやけて見えます。リストラルMだと大きくモザイクが掛かったような見栄えに。リストラルFだと非常に小さいモザイクが掛かった見栄えになりました。

ガラスを通した見えにくさでは、リストラルFが最も見えにくくなりました。

拡大してみると、デザインフィルムガラスとリストラルFの格子柄がよく似ていることが分かりますね。

ですが、デザインフィルムガラスはリストラルMやリストラルFと比べて、平べったくプラスチックのような安っぽい印象を受けます。リストラルMやリストラルFは実際に凹凸があるため、光をよく反射し立体感がしっかり出ます。また、高級感もあり格子柄が綺麗に見えます。

見栄えが綺麗なのはやはり本物のチェッカーガラスです。

「コスト」を比べてみた

続いて、デザインフィルムガラス、リストラルM、リストラルFの価格を、サイズ別に比較して表にしてみましたのでご紹介します。

種別 サイズ
〜600cm 〜1800cm 〜5400cm
デザインフィルムガラス

2,600円(税別)

  • ガラス : 〜627円
  • フィルム : 2,000円

3,900円(税別)

  • ガラス : 〜1,880円
  • フィルム : 2,000円

6,700円(税別)

  • ガラス : 〜4,699円
  • フィルム : 2,000円
リストラルM (厚み4mm) 〜1,318円(税別) 〜3,953円(税別) 〜9,882円(税別)
リストラルF (厚み4mm)

※ W1600mm×H2000mmまでの製作・販売が可能
※ 2017年1月18日時点

ガラスのサイズが1800cmに満たない場合は、デザインフィルムガラスよりも本物のチェッカーガラスがお得。一方で1800cmを超える大きなガラスを購入される場合は、デザインフィルムガラスの方が安くなります。また手元にガラスがある場合は、1000cmを超えるものであればデザインフィルム単体を購入した方が安く済みます。

チェッカーガラスは結局どれがオススメ?

ではチェッカーガラスは結局何がオススメか、見栄えやコストを踏まえてまとめました。お求めのサイズ、見栄え・コストのどちらを重視されるかでオススメが変わってきます。

  • サイズが1000cm未満の場合
  • サイズが1000cm〜1800cmの場合
  • サイズが1800cm以上の場合

サイズが1000cm未満の場合

まずはガラスのサイズが1000cmの場合、コスト重視・見栄え重視の各観点からオススメはこちらです。

重視ポイントオススメの商品
コスト
  • チェッカーガラス「リストラルM」
  • チェッカーガラス「リストラルF」
見栄え

サイズが1000cm〜1800cmの場合

続いてガラスのサイズが1000cm〜1800cmの場合のオススメはこちら。見栄えよりも何よりもコスト最重視の方はデザインフィルムが良いですが、見栄えを大切にされる方は本物のチェッカーガラスをオススメします。

重視ポイント オススメの商品
コスト


お手元に「フロートガラス」がない場合

  • チェッカーガラス「リストラルM」
  • チェッカーガラス「リストラルF」

お手元に「フロートガラス」がある場合

  • デザインフィルム
見栄え
  • チェッカーガラス「リストラルM」
  • チェッカーガラス「リストラルF」

サイズが1800cm以上の場合

最後にガラスサイズが1800cm以上の場合のオススメになります。こちらも1000cm〜1800cmの場合と同様、コスト・見栄えのどちらを最重視するかによってオススメが変わります。

重視ポイントオススメの商品
コスト
  • デザインフィルム
    ※ デザインフィルムのみの購入、もしくはフロートガラスとデザインフィルムの購入
見栄え
  • チェッカーガラス「リストラルM」
  • チェッカーガラス「リストラルF」

「見栄え重視」なら「本物のチェッカーガラス」

いずれのガラスサイズでも、見栄えを重視される場合には「本物のチェッカーガラス」をオススメ致します。

デザインフィルムガラスとリストラルMとリストラルF

デザインフィルムガラスは凹凸が無いことで光の反射が少なく立体感が出せず、プラスチックのような安っぽい印象を受けるのが欠点。一方でリストラルMやリストラルFの場合、凹凸があり光がしっかりと反射することで、立体感が出て格子柄が綺麗に見えます。目隠しの強さではリストラルFに軍配があがります。

弊社では「リストラルM」や「リストラルF」をはじめとしたチェッカーガラスを取り扱っておりますので、ご相談があればお気軽にお問合せください。

今回ご紹介したチェッカーガラス

チェッカーガラス 商品画像

チェック柄のカントリー調アンティークガラス。「ワッフルガラス」や「モザイクガラス」などの別名を持つガラスで、主にアンティーク家具、食器棚、ドアによくご利用いただいております。ヨーロッパからの輸入ガラスとなります。

リストラルM 商品画像

リストラルM

アンティーク家具、食器棚の型板ガラスとして人気のあるチェッカーガラス。中でも格子サイズが約13mm × 13mmの「リストラルM」は一番人気があります。弊社でもお客様から多数ご購入いただいております。

リストラルF 商品画像

リストラルF

アンティーク家具、食器棚の型板ガラスとして人気のあるチェッカーガラス。「リストラルF」は格子サイズが約4mm × 4mmのガラスです。

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